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プロロジス/宮城県でマルチテナント向け物流施設に着工

2008年03月12日/物流施設

プロロジスは3月11日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク岩沼I」の着工を発表した。
同施設は宮城県岩沼市の岩沼臨空工業団地内に建設するもので、10月に竣工させる。敷地面積4万5704㎡、計画延床面積約4万3867㎡、地上2階建の大型物流センターとして、搬出入の際のスピードと諸作業の効率向上に重点を置いた施設計画。
1階には南北で計92台のトラックバースを設置、荷捌きスペースを十分に確保し、荷物用エレベータ8台、垂直搬送機を16台設置、搬出入作業を円滑に行える。マルチテナント型を基本コンセプトに、8区画までの分割利用が可能で、最大8社での利用を想定。1区画約4300㎡(1300坪)-5300㎡(1600坪)の区画となっており、それぞれの区画ごとに独立したエントランスやオフィススペースを設けることができる。
敷地内には建物外周に大型車両が走行可能な車路を整備するほか、トラックの待機スペースも十分に確保。施設従業員のための乗用車用駐車場、バイク置場、駐輪場も備え、利便性の向上、快適な職場環境を提供できる最新の物流施設となる。
岩沼臨空工業団地は仙台空港から約2km、仙台市中心部から約13km、仙台港から約18kmの地点に位置。仙台東部道路仙台空港ICから車で数分と、陸・海・空のアクセスに優れている。プロロジスでは「東北地方全体への戦略的物流拠点」としての利用を見込んでいる。
プロロジスパーク岩沼Iは、プロロジスにとって宮城県内初のマルチテナント型施設の新規開発プロジェクト。ほかに同県内では既にアスクル専用の「プロロジスパーク仙台」、日立物流専用の「プロロジスパーク富谷」などを運営中しており、プロロジスパーク岩沼Iを含めて、プロロジスが宮城県内で開発、取得、運営中の施設は7棟となる。
プロロジスパーク岩沼Iに隣接する敷地3万6625㎡には「プロロジスパーク岩沼II」、宮城県黒川郡富谷町に「プロロジスパーク富谷II」の開発計画を進めており、それぞれ入居企業を募集している。
■「プロロジスパーク岩沼I」概要
名称:プロロジスパーク岩沼I(ワン)
所在地:宮城県岩沼市空港南3-2-35他
敷地面積:4万5704㎡
計画延床面積:4万3867㎡
構造:鉄骨造、地上2階建
着工時期:3月
竣工時期:10月
問い合わせ先
TEL03-6215-8480
FAX03-6215-8490
inquiry@prologis.co.jp

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