イオン／CO2総量削減目標を策定、物流でCO2削減

イオンは、CO2（二酸化炭素）の排出削減目標について、国内小売業で初めて、具体的数値を定めた
「イオン温暖化防止宣言」を策定し、2012年度にCO2排出総量を2006年度比で30％削減という数値目標を掲げた。
そのうち物流分野では、商品包装資材の厚さを薄くし軽量化をさらに推進するとともに、商品輸送手段の変更など商品物流に関してのCO2を削減する。
また、イオンの環境負荷低減の技術をサプライヤーに提供し、CO2を削減を進める。
商品の包装容器削減の取り組みでは、「リターナブルコンテナ」を導入し、ダンボール使用量を削減し、5年間累計で6,879万ケースの利用があり、ダンボール88,058T分に相当する。また、ハンガー車納品により5年間で5,611T分のダンボールを削減している。
さらに、2006年度より関東から北海道への物流において、実験的にトラック輸送から鉄道に切り替えCO2排出を抑える「モーダルシフト」を始めている。