日本ロジスティクスファンド投資法人／千葉県市川市の物流センター取得

日本ロジスティクスファンド投資法人は3月19日、コマーシャル・アールイーが竣工させた千葉県市川市の物流センターを45.5億円で取得すると発表した。引渡し日は3月26日。
同施設の立地は、首都圏・東京港・羽田空港など湾岸部のゲートウェイへのアクセスが良好で、一般消費財の保管・配送物流、輸入物流に適している。京葉道路市川ICまで至近なほか、将来は東京外環自動車道の延伸も計画されている。
施設は鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、大型トラック28台分の両面バース、4基の昇降機を備え、荷物の迅速な入出庫、庫内移動が可能。1-4階まですべての倉庫スペースについて「恒常的な流通加工作業に適した仕様」となっている。
テナントには東京システム運輸の入居が決まっており、同社との間で15年間の普通建物借家契約を締結。首都圏をはじめとする関東全域へのネットワークの拡充を推進するための主要拠点のひとつに位置づけているという。東京システム運輸は、日本ロジスティクスファンド投資法人が保有する東京新木場物流センターも利用している。
今回の取得により、同投資法人のポートフォリオは24物件、総額1004億3800万円となり、取得総額は1000億円を突破した。