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東京特殊電線/双方向型無線ICタグシステム対応のPDAタイプトランシーバ開発

2008年04月17日/IT・機器

東京特殊電線は4月16日、上田日本無線と共同で「アクティブ型無線ICタグシステムMEGRAS(メグラス)双方向通信」を使用した在庫管理システムに、特定小電力無線を採用して広範囲の通信が可能なPDAタイプのトランシーバを開発したと発表した。
特定小電力無線を採用し、通信可能範囲を半径約80メートルに拡大、今まで課題であった遠い場所からのタグの検知を可能にすると同時に、移動作業中のデータベース更新が可能となった。
また、PDA専用OS(WindowsCE)により、SIのソフト開発環境も容易になり、固定利用のトランシーバの設置やハンディトランシーバ使用時の管理PCへの最新データ取り込みなど、煩わしい作業の必要がなくなるほか、物の探し出し、ピッキング作業がPDAタイプトランシーバとタグさえあれば時と場所を選ばずに行うことができる。
これにより、従来の「アクティブ型無線ICタグシステムMEGRAS双方向通信」による、タグのブザー音やLED点灯によって人が目と耳で部材の位置を確認する在庫管理システムは利便性が向上し、最終的な「もの」の確認作業や探し出し、工場の組立ラインや物流センターの部材仕分け段階でのピッキング作業に利用できるようになった。
タグは、小型化、金属対応、低消費電力(電池寿命3年以上)対応、押しボタン装備になっており、3色のLED点灯とブザー音で存在を知らせる。USB接続タイプを選ぶことも可能。
問い合わせ
東京特殊電線
営業本部RFID営業グループ
TEL03-5273-2095
rfids@totoku.co.jp

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