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東海運/08年3月期、国内陸運、セメント輸送が低迷

2008年05月13日/決算

東海運が5月12日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高402億円(前期比1.8%増)、営業利益17億円(21.3%減)、経常利益16億円(18.3%減)、最終利益13億円(13.6%増)となった。
物流事業のうち、コンテナターミナルに関連する港湾運送事業、通関事業などは、日中間貿易の伸張とともに、取扱量が拡大。
環境事業は、建設発生土の取扱量が大幅に増加し、都市ゴミ焼却灰の広域一貫輸送がスタートした。
国際複合一貫輸送事業は、アジア方面の取扱量が好調を維持し、ロシア・CIS諸国方面でも、プラント・建設機械輸送の引合いが増加。
しかし、国内陸上輸送で建築確認申請の審査期間の長期化に伴い、セメントをはじめとした建築資材の取扱量が低迷、燃料費の高騰により物流コストが増加した。
海運事業は、内航セメント船で建築基準法の改正の影響を受け、取扱量が減少。内航一般貨物船は産業廃棄物の輸送などが堅調であったことから、取扱量が増加した。
外航船は、07年6月からベトナム向けセメント船の定期用船を開始したことなどにより、用船料が増加した。

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