近鉄エクスプレス／中国・四川大地震、成都の輸送状況まとめ

近鉄エクスプレスが5月13日にまとめた情報によると、12日に中国内陸部の四川省で発生した地震による影響で、成都の空港は12日はターミナルの損壊により閉鎖していたが、13日午前8:00にオープンした。しかし、発着スケジュールに遅れが生じている。
12日にはターミナルの一施設にて出火が発生したとの情報を確認したが、火災による大きな被害は発生していない。
現在、空港管制のためのナビゲーションシステムにダメージがあり、補助システムを稼動させることで対応している。
航空貨物の状況は、現在空港閉鎖のため状況を確認中。成都税関も12日15時に閉鎖した。
そのほか、道路状況では重慶-成都間の高速道路は通行可能だが、大変混雑しており、救援物資輸送が優先され、一般道は一部土砂崩れのため、通行止めとなっている。
鉄道は、北京鉄道局の指導により、成都向けの貨物列車は救援物資が優先され、一般貨物は一時的に最寄の駅に留め置かれている。