SGホールディングス／08年3月期、グループ資産再編で最終損失590億円

SGホールディングスが5月27日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高8894億円（前期比2.3％増）、営業利益364億円（8.0％減）、経常利益315億円（12.9％減）、当期純損益590億円の損失（前期は185億円の利益）となった。
大幅な減益について、同社では「持続的に成長可能な事業基盤構築のための戦略的な投資による費用計上、経営環境の変化によるコスト上昇など」の経費増加が要因としている。
最終損益は、グループ資産の再編・集約化を進め、不動産ビジネスの展開を視野にグループの不動産をSGリアルティに集約。この際に固定資産除売却損として1157億円の損失を計上し、最終赤字となった。