日本情報通信、スターリングコマース／B2Bネットワークサービス分野で戦略的パートナーシップ合意

日本情報通信とスターリングコマースは6月10日、スターリングコマースのB2B電子商取引プラットフォームであるSterling Collaboration Network（SCN）サービスの展開について、戦略的パートナーシップを結び、ホステッドインテグレーションサービスの販売・サポートで協力して積極的な営業・マーケティングを推進すると発表した。
このパートナーシップにより両社は、国内外を問わずあらゆるサプライヤー、ビジネスパートナーとともにマルチエンタープライズ・コラボレーションを実現し、B2Bプロセスの自動化と可視化を通じて業務効率の改善、顧客サービスの向上、コスト削減を図る。
SCNは世界中に1万6000以上の顧客ベースを持ち、1日に430万トランザクション、年間で1億1000万件以上のオーダーエントリーを処理する電子商取引の基盤サービス。米国のビジネス取引の86％がSCNサービスを経由して行われているという。
また、日本情報通信は自動車業界を中心とした多くの製造業界へネットワークソリューションを提供してきた経験から、業界ネットやグループネットの特性に精通し、各種業界の企業間での受発注データや設計データなどの安価で高品質なデータ交換サービスを提供していく、としている。
日本情報通信が持つ幅広い顧客層や日本の商習慣や企業文化に柔軟に対応するノウハウと、スターリングコマースの豊富な実績と強力なグローバルネットワークを合わせ、次世代の企業間コラボレーションをグローバルに展開する日本企業、日本に拠点を置く海外企業に対し積極的に提案する。
日本情報通信とスターリングコマースの両社は、国内の顧客企業に対し、SCNサービスの営業活動を共同で行い、受注後のインテグレーションやサポートなどサービス全般で協業。共同セミナーやイベントへの共同出展などを通じて同サービスのマーケティングプロモーションも行う。