トヨタ／低炭素社会へアクションプラン、物流分野はCO2低減強化

トヨタ自動車は6月11日に開催した「トヨタ環境フォーラム」で、低炭素社会に貢献するためのアクションプランを発表した。アクションプランは「研究開発」「モノづくり」「社会貢献活動」の3分野で取り組みを強化するもの。
このうち生産・物流分野では、サステイナブル・プラント活動のグローバル展開など、CO2低減に向けた取り組みを強化していく。
同社では現在、2006年度から2010年度までに実施すべき項目を定めた「第4次トヨタ環境取組プラン」に基づき、活動を推進中。同プランで定めた生産活動におけるCO2低減の2010年度目標を既に達成することができたため、新たにチャレンジ目標を追加し、取り組みを強化する。
新たに設定した売上高当たりCO2排出量の2010年度チャレンジ目標は、グローバル（国内外の環境連結会社120社）で01年度比35％減、国内で1990年度比60％減とする。