北京市政府は19日、2008年北京五輪・パラ五輪期間中の大気汚染改善の対策として、7月20日から9月20日までは大規模な交通規制を実施すると発表した。
規制では、自動車ナンバープレートの偶数と奇数によって一般車両の市内通行を制限し、約3割以上の公用車も運行を一時停止する。一方では、規制によって運転できなくなる車の持ち主に対して、道路使用費や自動車税金を3カ月分免除する。
公用車を含めて同市に登録されているすべての車両のほか、地方から上京する車両も規制対象としているが、パトカーや任務遂行中の軍隊の車両、消防車、救急車、路線バス、タクシー、五輪大会関係車両など一部の車両は規制対象外となる。
北京市の自動車保有台数は、現時点で329万台を突破、現在も引き続き1日当りに1000台以上の猛スピードで増加しており、自動車の増加に伴う大気汚染の悪化および交通渋滞問題が深刻化。
これについて、北京市環境保護の当局者は、「今回の規制措置を実施すれば、1日あたり現在乗用車通行量の45%の削減になる見込み」と予測し、「結果的にCO2排出量の減少と交通渋滞の緩和につながる」と期待を寄せている。(日中経済通信)
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北京市、7月20日から交通規制実施 大気汚染改善を目指す
2008年06月26日/国際
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