AMBプロパティー・コーポレーションは、米ロサンゼルスにある物流施設「AMBレッドランズ・ディストリビューション・センター」の残りの延べ74万9000平方フィートについて、有力メーカー企業にリースしたと発表した。
同センターは、ロスの「インランド・エンパイア」地区にあり、AMBの単独運営施設としては最大の延べ130万平方フィート以上の規模を持つ。うち56万4000平方フィートについては、3PL企業が使用している。
AMBのジーン・レイリー(Gene Railly)社長は、「現在の厳しい経済環境を考えると、施設全体がリース契約に至った意義は大きい。効率性や収益性の向上といった顧客のニーズに応える当社の実力を証明したことになる。主要港湾や人口密集地に近いことも幸いした」と説明している。
インランド・エンパイアでのAMBのポートフォリオ(開発用地)は計610万平方フィートで、現在はうち97%以上がリースされている。(翻訳)