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マルハニチロHD/食品の物流機能統一で、物流費削減

2008年07月23日/SCM・経営

マルハニチロホールディングスは7月22日、新グループ中期三ヵ年経営計画「ダブルウェーブ21」(平成20年度~平成22年度)を策定した。

「ダブルウェーブ21」における食品セグメントの戦略として、商品力の強化、国内外の生産拠点の統廃合と整備、組織の再編と効率化、国内外における加工・販売力強化を掲げている。

具体策では、国内生産拠点の統廃合として、グループ内生産拠点の最大限効率的な操業を目指し、生産拠点が集中している北海道と一部東北地区において、生産拠点の統廃合と整備による生産の効率化、重複機能削減によるコスト減とシナジー効果の追求を行う。

さらに、経営管理・事業管理機能を更に再編し、効率的事業運営を目指し、食品の物流機能を統一することにより、物流費の削減を目指す。

保管物流セグメントにおける事業戦略では、冷蔵倉庫38拠点、庫腹量58万トンの「コールドベルト」のネットワークを最大限活用した一貫物流体制を構築し、「総合物流サービスの提供」を目指し、保管物流セグメントにおける平成19年度の営業利益13億円を平成22年度目標を19億円としている。

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