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日本インフォア/SCM計画、需要管理、生産スケジューリングツール8月発売

2008年07月25日/IT・機器

日本インフォア・グローバル・ソリューションズは8月1日、食品・飲料メーカーなど日本のプロセス製造企業向けのソリューションを拡充し、需要管理やSCM計画、生産スケジューリングの各アプリケーションを提供開始する。

顧客のニーズの動向を予測し、長期・短期の製品需要のバランスを保つと同時に、サプライチェーンを最適化することで製品を確保し、在庫の縮小や利益率の向上を図ることができる。

今回はプロセス製造企業向けのソリューションだが、来年に物流メーカー向けのシステムを販売する。どこに生産工場や販売代理店を置けば、配送費用を削減できるかなど、物流管理のシミュレーションを総合的に行うことができる。

食品・飲料メーカ、化粧品メーカーなどのプロセス製造企業は、変動する顧客のニーズに柔軟に対応し、さまざまな種類やサイズの商品をパッケージ化し、多品種少ロット生産に対処しなければならないという課題を抱えている。

このため、需要予測や計画が不正確な場合、メーカーの意思決定によって顧客の望まない種類やサイズの製品が過剰在庫に陥るというリスクが発生する。このような問題に対応するため、需要予測や在庫計画、生産スケジューリングを支援するソリューションを日本語化し、販売することになった。

具体的には、3製品で、プロセス製造企業の複雑な生産活動を支援し、業務プロセスの改善を目的としたソリューション群である「Infor Process Essentials」の一部となる。

需要予測機能によって顧客ニーズを正確に予測し、生産能力や流通ルート、材料の確保、人的資源などの条件を踏まえて、サプライチェーン全体で最適な計画を実現する「Infor SCM Demand Planning」(初期投資費用2500万円~)。

設備能力や原材料の供給可能性、労働力などの制約を考慮し、実現可能で最も低コストでのプランや、最も収益性の高い製品をミックスしたプランを立案し、サプライチェーン全体の同期との全体の最適化を図る「Infor SCM Advanced Planner」(2000万円~)。

非生産時間を最小化し、スループットを最大化する生産スケジュールを立案して、顧客のニーズを満たすことに加えて製造ロスを最小化できる「Infor SCM Advanced Scheduler」(1000万円~)。

問い合わせ
日本インフォア・グローバル・ソリューションズ
TEL.03-5339-4751
http://www.infor.jp

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