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LEVO/貨物運送事業者にエコドライブ総合診断実施

2008年07月29日/CSR

運輸低公害車普及機構(LEVO)は9月より、貨物自動車運送事業者を対象にした「エコドライブ総合診断事業」を開始する。今年度は試行期間とし、平成21年度より本格展開を目指す。

エコドライブ総合診断事業はEMSを実践している個々の運送事業者の運行実態と使用実態などの現状を詳細に調査することにより、燃費改善の期待効果を定量的に分析と、個々の運送事業者に適したさらなる燃費改善のためのエコドライブ手法をきめ細かく提案するサービス。

運行実態の調査では、LEVOが用意する計測機器を車両に取り付け、運送事業者が1日程度の営業走行を行って、車速、エンジン回転数、走行距離と給油量などのデータを計測する。

さらに、使用実態として、帳票、ヒアリングなどにより、運送事業者における車両、タイヤの管理状態、ムダな積載物の有無などを調査し、エコドライブの主要実践項目毎に、個々の運送事業者に適した燃費改善手法を検討し、期待される燃費改善効果を算定するとともに、それらを総合的に実施した場合の経済的効果を提案する。

9月より診断を希望する運送事業者の募集を開始し、平成20年度は試行期間として、LEVOのEMS普及事業に参加し、LEVOの低公害車リースを利用している関東近郊にある運送事業者が申請対象者とする。

また、診断対象車両は、ディーゼル貨物自動車または天然ガス(CNG)貨物自動車で、かつ、EMS用機器を装着している車両とし、試行期間中の診断費用は、計測・調査に係るLEVO職員の出張経費、車両への計測機器脱着費と計測機器の送料などの実費。

問い合わせ
運輸低公害車普及機構
調査研究部
TEL.03-3359-9008
http://www.levo.or.jp/home_j.html

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