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キムラユニティー/当期利益53.1%減、原材料高騰が影響

2008年07月29日/決算

キムラユニティーが7月28日に発表した2009年3月期第1四半期決算によると、売上高は98億1200万円(1.4%増)と横ばいで推移したが、営業利益は8300万円(64.1%減)、経常利益は1億7300万円(43.7%減)、当期利益は8500万円(53.1%減)と大幅に落ち込んだ。

部門別では 主力の物流サービス事業部門で、包装事業が中国の子会社2社、国内でも堅調に推移したが、格納器具製品事業の受注が内外で低迷。売上高は61億2300万円(0.3%減)となった。営業利益は新事業所の収益改善の遅れ、原材料の価格高騰などの影響を受け、1億600万円(62.9%減)に終わった。

車両販売・オートリースなどの自動車サービス事業は、企画提案型営業の強化が奏功し、売上高は31億8700万円(2.7%増)、営業利益は2億4900万円(24.9%増)と改善したものの、情報サービス、人材サービスの新規事業部門で、情報サービスの受注減少が響き、売上高は6億8800万円(4.0%増)、営業利益は600万円の赤字となった。

通期の見通しは、新規事業の収益体質改善、グループ全体での原価削減など各種施策の効果が現れ始めると期待しているが、全体では当初予想と大きな変動はない模様。このため4月28日発表の業績数値に変更はなく、通期売上高は430億円、営業利益は16億3000万円、経常利益18億円、当期利益10億4000万円を見込む。

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