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ソニー/リチウムイオン電池の生産増強で400億円投資

2008年08月05日/物流施設

ソニーは8月4日、今後3年間で予定している半導体・コンポーネント事業への投資のうち、集中領域のひとつである電池事業への投資の第一弾として、リチウムイオン電池の生産能力増強を目的とした約400億円の投資を決めた。

リチウムイオン電池の国内製造拠点であるソニーエナジー・デバイス本宮事業所と栃木事業所の新棟建設と生産設備増設を行うもの。

なお、昨年投資を行ったソニーエレクトロニクスシンガポールは、今月末からリチウムイオンポリマー電池の生産を開始し、今回決定した日本に加え、シンガポール、中国の各製造拠点の生産増強により、2010年末におけるソニーのリチウムイオン電池の生産能力は、現在の月産約4,100万セルから月産7,400万セルへ強化となる。

設備投資の概要
投資目的:リチウムイオン電池に対する需要拡大に対応する為
展開場所:ソニーエナジー・デバイス(株)本宮事業所(福島県本宮市)、ソニーエナジー・デバイス(株)栃木事業所(栃木県下野市)
投資内容:リチウムイオン電池の電極生産用新棟、セルの組み立てライン、充放電装置など
投資時期:2008年度~2010年度下期
投資額(第1フェーズ):約400億円(予定)

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