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ゼロ/川崎に冷凍冷蔵倉庫の複合物流センター建設、日立物流に賃貸

2008年08月11日/物流施設

ゼロは8月8日、川崎物流センター(神奈川県川崎市東扇島)に、従来の車両輸送の物流基地機能に加えて、食品などの一般貨物を取り扱う冷凍冷蔵倉庫を組み合わせた複合物流センターを建設すると発表した。

延べ床面積1万8807㎡の複合物流センターのうち、約1万㎡が冷凍冷蔵倉庫のスペースとなっており、一般貨物などの分野でノウハウを持つ日立物流がすべてを借り受ける。

建設地は、ゼロが自動車をプールする物流センターとして使っているもので、敷地面積1万3665㎡の大半が平地となっている。

この敷地のほとんどを使って複合物流センターを建設する。2008年12月に着工し、2009年9月に竣工する。

ゼロは、国内外メーカーの新車や中古車、マイカーなどの輸送を全国ネットで実現するために、自動車をプールする物流センターを各地に構えているが、川崎の複合物流センターに立体倉庫を設置することで、新たな土地を取得することなく、一般貨物事業の機能も併せ持つ複合物流センターを整備し、資産の有効活用を図る。

一方、冷凍冷蔵庫を運営・活用する日立物流は、輸送の効率化とコスト低減を両立させた物流サービスの向上に努め、顧客の獲得に乗り出す。

配送サービスについても日立物流が行うが、一部首都圏の区域での配送サービスをゼロが請け負いたい考えだ。

複合物流センターの概要
名称:ゼロ川崎複合物流センター
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島22-8
投資金額:35億円
延床面積:1万8807㎡
トラックバース:24レーン

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