LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

イオン/漁業協同組合JFしまねと直接取引

2008年08月18日/SCM・経営

イオンは8月17日、全国漁業協同組合連合会の協力のもと漁業協同組合JFしまね(以下:JFしまね)との直接取引により、大阪府や京都府、山陰エリアを中心としたジャスコで産地直送の生鮮魚を販売する。

今回の地域の漁業協同組合との直接取引は、大手小売業では国内初の本格的な取り組みとなり、全国漁業協同組合連合会が一斉休漁の説明のためイオン本社を訪問された際、イオンより協同の取り組みを実施することについて検討することを約束し、その後、同連合会を通じ、趣旨に賛同したJFしまねと直接取引が実現することになったもの。

具体的には、JFしまねが、休漁日の8月16日にイオン専用に定置網の水揚げを行い、獲れた生鮮魚を8月17日に大阪府や京都府、山陰エリアを中心としたイオン直営のジャスコ(最大約60店舗を予定)で販売するもの。

このJFしまねとの直接取引の取り組みは、今後、定期的に継続して実施していく。

また、今回、水揚げされる魚の取引価格は、燃油価格などを勘案し決定し、JFしまねと同社は、漁業関係者が、あらためて、水産物の新たな価格形成の仕組みを考えるきっかけになればと考えている。

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース