三菱ガス化学が主導する日本サウジアラビアメタノールとサウジアラビア基礎産業公社との折半出資によるメタノール生産合弁会社サウジアラビアメタノール社は、5基目となる超大型メタノールプラント(生産能力5000トン/日=年産170万トン)を完工し、実生産を開始した。
このプラントは、2005年6月より建設を開始し、ことし3月に完工し、このほど本格稼動を開始した。
日産5000トンの生産能力は世界最大級で、AR-RAZIは5基のプラントで年産500万トンの設備能力を持つことになり、単一のメタノール生産工場としては、世界最大規模となる。