交通エコロジー・モビリティ財団は9月1日、運輸・交通分野の環境問題データや最新の取り組み事例などを紹介した、「運輸・交通と環境2008年度版」を発行。財団ホームページでも公開を開始した。
この中で、運輸・物流分野での環境負荷削減の取り組みでは、航空貨物事業者、鉄道事業者、トラック・バス事業者のそれぞれの取り組みを項目別に紹介している。航空事業者の取り組み例では、2006年度から従来のコンテナより約28kg軽量化した新素材コンテナの導入、エンジンの水洗洗浄により年間約4万トンのCO2削減効果が見られたことなどを掲載。
トラック・バス業界では、全日本トラック協会の低公害車導入助成制度、エコドライブ普及促進などを代表的な取り組みとして取り上げている。
