LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

三国コカ・コーラ/配送車両のデジタコ導入で燃費20%削減

2008年09月05日/IT・機器

三国コカ・コーラボトリングは、デジタルタコグラフを活用した運行支援システムを導入し、配送車両の前年度比約20%の燃費削減を実現したと発表した。

同社では、これまでも物流拠点の集約と物流ルートの見直しをはじめ、車両の低公害化を推進するなど、物流面での環境対策にも取り組んでいる。

エコドライブの推進をさらに強化するため、2007年9月から貨物運送と自動販売機の商品補充などのベンディング業務を行う三国ロジスティクスオペレーションの本社を含む21拠点で、300台を超える車両にデジタルタコグラフを搭載し、セールスドライバーの運転状況、急な加減速、アイドリングなどの運行状況を可視化するシステムを導入した。

具体的には、事務所の管理システムであらかじめ設定された車両の「速度」「エンジン回転」「アイドリング時間」などの値を、運転中に超過すると、デジタルタコグラフが音声で警告する。

同時に、警告のタイミングで標準搭載されたGPSレシーバにより、「違反地点」を記録できる。

全社でルール化された値で運用することで、セールスドライバーに「安全運転」「経済運転」の意識を再認識させるとともに、警告が出ないように運転するだけで、燃費改善に寄与できる。

システムの構築に向けては、富士通の「運行支援ソリューション」を活用した。

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース