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日本ユニシス/カンダビジネスサポートに音声認識システム納入

2008年09月05日/物流施設

日本ユニシスは9月4日、ヴォコレクト ジャパンと共同で、カンダビジネスサポートの習志野物流センター向けに納入したヴォコレクトの音声認識システム、ヴォコレクト・ボイスが本格的に稼働を開始したと発表した。

カンダビジネスサポートはカンダコーポレーションの子会社で、ことし8月に開設した習志野物流センターで、アパレルの3PL業務を展開するうえで、納品先が大規模量販店が中心となり、肌着などの出荷商品の数は1日あたり最大で100,000枚を超え、大量のアパレル製品を短時間で確実に出荷する仕組みの構築に努めてきた。

今後の新たな荷主獲得による業務拡張に対応するため、新物流センターへの移転計画時に、出荷業務プロセスの根本的な見直しを図るとともに、最新システムの導入を検討していたもので、ピッキングカートシステムとデジタルピッキングシステム、音声システムといった複数の業務ソリューションの比較検討を行い、仕分け作業時に手と目が完全にフリーとなる音声物流システムが、非常に効果的になると判断し、ヴォコレクトの「Vocollect Voice」を採用することを決めた。

カンダビジネスサポートでは、今回の導入で作業効率が向上すると期待しており、マニュアル作業時の作業効率を50%向上させることを目標に掲げ、大規模仕分け機器と比較しても遜色のない、大幅なコスト削減効果が現れることも見込んでいる。

さらに、これまで熟練の作業員しか担当できなかった業務も、音声による的確な指示により、現場作業が短時間でスムーズに対応することができるようになる。

なお、日本ユニシスとヴォコレクト ジャパンは、2007年に販売契約を締結し、音声物流システム「Vocollect Voice」の国内での共同販売を開始しており、今回のカンダビジネスサポートにおける同ソリューションの稼働には、システムインテグレーターとして日本ユニシスが参画し、約3カ月で導入が終了した。

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