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ウィンワークス・アイログ/オークラフロンティアホテルつくばに人員配置ソフト導入

2008年09月22日/IT・機器

ウィンワークスとアイログは9月19日、オークラフロンティアホテルつくば(茨城県つくば市)に、ウィンワークスの人材配置ソフト「ウィンワークス ワン」が採用されたと発表した。ウィンワークス ワンはSaaS形態で導入されており、アイログの最適化製品「ILOG CPLEX」が使用されている。

今回の導入は、最初に同ホテルのレストラン「カメリア」で、接客効率の最大化と生産性の向上の両立を目的に導入された。最初に、過去の時間毎の来客数をPOSデータから求め、その動向を分析して日毎、時間帯毎の来客数の予測モデルを作成。このモデルで、作成する勤務表の期間に対応した時間帯毎の必要人員数を予測する。同時に、就業規則や労働基準法上の規則などの勤務ルールを規定する。これに、個々の従業員の希望休暇などスタッフのスケジュールを加味し勤務スケジュールの最適化を実施。職場の勤務体系などに応じた、最適な勤務表を作成する。この最適化のコア・エンジンとして、数理計画手法を用いたILOG CPLEXが使用されている。

カメリアでは2007年10月に実働を開始したが、稼動後6ヶ月でピーク時で20%、平均14%の人時生産性改善が確認された。この導入実績をもとに、2008年7月には日本料理の「筑波嶺」と中華料理の「桃花林」の両店でもウィンワークス ワンを導入。今後はホテルのフロントでも導入が検討されているという。オークラフロンティアホテルつくばは、今回の導入が大変重要な役割を果たしたとウィンワークス ワンの導入効果を激賞。「仕事のモチベーションが高まったことが大きな成果と考える」とコメントしている。

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