東京システム運輸は、八王子南大沢物流センター（東京都八王子市南大沢）を12月1日に供用開始する。
3階と4階を賃貸するもので、倉庫の総延べ床面積は約2万8604㎡（事務所1125㎡を含む）となっており、常温倉庫の汎用センターとして計画している。常温倉庫はテナント分割可能な構造になっている。
＜八王子南大沢物流センターの概観＞
トラックバースは3階（延べ床面積4709㎡）に配置しており、建物の西側には地上から3階に直接にアプローチできるスロープを設けている。
このため、3階の常温倉庫は高床式になっており、10tのトラックにも対応できるバースを備えている。
物流センターは、中央高速の国立・府中ICをはじめ、東名高速の横浜・町田ICのほか、圏央道の城山IC（仮称）や国道16号に近接しており、首都圏だけでなく、神奈川県のマーケットのSCMをカバーする立地条件に恵まれているほか、京王相模原線多摩境駅からも近く、雇用条件にも優れている。
24時間、365日稼働を実現する作業環境を備えている。
物流センターの概要
名称：東京システム運輸 八王子南大沢物流センター
所在地：東京都八王子市南大沢3-21-1
用途地域：準工業地域
敷地面積：4万5196㎡
延床面積：3階倉庫1万817㎡、事務所1125㎡、トラックヤード4709㎡、4階倉庫1万6658㎡
構造：鉄骨造
有効高：各階5.5m
床荷重：各階5.0t／坪
高床：1.0m
設備：スロープ（3階プラットホーム直接車）、荷物用EV4基（3.5t）、垂直搬送機3基（1.0t）、ドックレベラー2基、乗用EV1台（11人）、防災センター設置
設計・施工：大和ハウス工業
