東京システム運輸は、首都圏での物流ネットワークの形成を強化していくため、国道16号や圏央道沿いに物流拠点を順次整備し、さらには埼玉県などの首都圏エリアを視野に物流拠点を広域的に整備していく。
同社では、顧客の多様なニーズに応える個性豊かな物流施設を保有しており、昭島第2物流センターでは、通販の小口市場を狙った物流拠点となる「ネットデポ」を今年4月に収容し、倉庫スペースを順調に拡大している。
関連会社の東京ユニオン物流が運営するターミナルXでは、ドライバー適性診断機器（ナスバネット）を設け、自動車事故対策機構（NASVA）が提供する運転適性診断サービスを事務所にいながら受けることができ、安全運転に役立つためのきめ細かなアドバイスを行っている。
さらには、旧日本軍が整備した飛行機格納庫を活用した国分立川IKDセンターなどのユニークな物流施設も備えているほか、サービス面でも24時間に対応した物流システムを構築しているほか、誤出荷防止システムを導入するなどの品質向上にも努めている。
