ヤマトオートワークスは10月2日、国際興業グループの岩手県交通とバス整備事業で業務提携したと発表した。これに伴い、ヤマトオートワークスは自動車整備を行う新会社、ヤマトオートワークス岩手を12月5日付で設立。岩手県交通が保有する路線バス、観光バスの整備などを受託する。ヤマトオートワークス岩手の資本金は100万円で、ヤマトオートワークスが全額出資した。
今回の業務提携は、バス整備事業の安定・継続、整備コスト削減などが目的。岩手県交通のバス整備ノウハウとヤマトオートワークスの車両整備関連の調達力を融合する。これにより岩手県交通はバス事業に集中し、ヤマトオートワークスはバス整備ノウハウの水準向上を目指す。ヤマトオートワークス岩手は今後、東北地方一帯でバス・トラック整備事業の受託を拡大する。なお、岩手県交通は乗合バス573両、貸切バス58両(2007年3月現在)を保有している。
