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ホンダ/北米生産比率アップ、グローバル生産体制強化

2008年10月15日/SCM・経営

本田技研工業の米国現地法人、アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッドは、小型車や省燃費車へのシフトなど、急激に変化する市場に迅速に対応するため、フレキシブル生産体制をさらに強化する。

2009年半ばに、オデッセイ、パイロットといったライトトラックを生産しているホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー(以下:HMA)に、現在オハイオ州のホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド(以下:HAM)のメアリズビル四輪車工場(以下、MAP)で生産している、V型6気筒(V6)エンジンを搭載したアコードセダンの大半を移管する。

MAPは、V6エンジン搭載のアコードセダンの大半を移管後、需要の高い直列4気筒(L4)エンジン搭載のアコードを増産し、HAMのアンナエンジン工場(以下、AEP)ではL4エンジンを増産する。

北米の市場動向に合わせた乗用車系とライトトラック系の拠点間、ライン間での生産フレキシビリティをより拡大し、北米で販売されるクルマの北米生産比率を高め、お客様の需要にすばやく応えられる効率的な、より競争力のある事業の基盤強化を図っていく。

また、アコードの生産を日本の埼玉製作所、米国HMA、MAPで担当することで、グローバル規模でのフレキシブル生産体制をさらに強化する。

HMAは、現在の市場動向への対応と今回のアコード導入準備の設備工事で、来年3月末までにライトトラックを生産調整する。

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