NECとNECパーソナルプロダクツは10月15日、プリンタ記述言語「NLPL(NEC Label Printer Language)コマンド」対応の業務用小型ラベルプリンタ「マルチコーダー 502L3T/L3D」の2シリーズ38モデルを11月17日に発売すると発表した。
SCM強化を重視するる製造・物流・流通などの業界分野向けに、今回発売の2機種も含めシリーズ全体で今後1年間に1万台の販売を見込む。販売価格は502L3Tシリーズ が19万3000円から、502L3Dシリーズは15万3000円から。
マルチコーダー502L3T/L3Dは、設置面積がB5サイズと小型で、高さ3mmの超小型ラベル印刷が可能。NLPLコマンドへの対応を可能にしたことで、COBOLのシステムなどからの印刷ができる。ゴシック体・明朝体アウトラインフォント(ダイナフォント)の内蔵で、拡大文字もきれいに印刷できるほか、OCR-A/B準拠ビットマップフォントや、バーコード作成エンジンも内蔵しており、各種バーコード/2次元コードをスムーズに印刷可能。また省電力モードも搭載している。
さらに同日には、UHF帯RFIDタグラベルへの電子データの書き込みと印刷が可能な、RFID対応小型ラベルプリンタ、マルチコーダー 500L3TRUシリーズの出力方式やインタフェースの異なる7モデルも発売。価格は49万8000円(500L3TRUの場合)から。