ソフトブレーンは10月14日、富士通の購買部門が企業全体の効率改善用サービスパッケージ「eセールスマネージャー」を導入したと発表した。
富士通が同日本格稼働させた、部材選定から発注までの部材調達業務を支援する「ナレッジマネジメントシステム」の一部として採用されたもの。ソフトブレーンは、今回のように購買業務向けに適用したeセールスマネージャーを「e購買マネージャー」の名称で購買部門向けの受注活動を行う。
今回の採用は、富士通が目指していた調達・購買業務の可視化とプロセスマネージメントが、eセールスマネージャーのコンセプトと合致したことが決め手となった。今回のeセールスマネージャーのように、購買部門向けに設定・構築し、ナレッジマネジメントシステムとして稼働させたのはは富士通が初めてという。
導入により、製品開発の初期段階からの部品の標準化／共通化、グリーン調達提案などをタイムリーに遂行できるほか、世界の調達拠点と業務記録を共有することで、連携した調達活動が進められることが期待されている。
