日本郵船は、インド西部にあるムンドラ港経済特別区、ノルウェーに本社を置く海運会社ワレニウス・ウィルヘルムセン・ロジスティックスと3者合同で自動車ターミナル建設に向けての調査・研究を行うことに合意、覚書を締結した。
調査・研究は来年春までの期間で行われる予定で、この間に自動車専用ターミナル建設や運営についての計画を具体化する。
ムンドラ港はインドの北部、西部にある自動車メーカーの工場から近距離に位置するため、インドにおける自動車輸出のハブ港としての役割が期待されており、自動車専用ターミナル建設のニーズが高い港。
2009年の1月には年間20万台取り扱える分のスペースを同港の既存ターミナル内で確保し、複数の自動車メーカーが同港からヨーロッパへの自動車輸出を開始するため、日本郵船は今後建設される自動車専用ターミナルに他港で培った運営方法を導入する考え。