日本郵船(株)シンガポール現地法人のエヌワイケイグループサウスアジア社は、パキスタンに同社の現地法人エヌワイケイラインパキスタン社を設立、8月20日から営業を開始した。
日本郵船は、1959年以来ジェームスフィンレイ社をパキスタン代理店として起用し、主にコンテナ貨と自動車を中心とした同国関連の海上輸送サービスを提供してきた。
現在、カラチ港の年間コンテナ取扱量は100万TEUを越えており、拡大する輸送需要に対応するため、パキスタンでの営業強化を進める狙いで現地法人設立を決めた。
パキスタンにサービス拠点を置くことで、今後の内陸向け物流需要の開拓も進める。郵船グループのアジアでの現地法人代理店は13か国目。