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日本アイ・ビー・エムほか/JALの機体整備システムを一括受注、稼働開始

2008年12月02日/IT・機器

日本アイ・ビー・エム、アイ・ビー・エムビジネスコンサルティング サービス、SAPジャパンの3社は、貨物・旅客用機向けの新整備業務システム「ジャルマイティ」を日本航空から受注、11月から稼働したと発表した。ジャルマイティは約160機の機体、460基のエンジン、50万個の装備品の整備計画や部品在庫管理を行うもので、整備士等約6000人が使用する。

システムには、SAPのサポートサービス「SAPマックスアテンション」を設計段階から採用。またSAPのERPパッケージが持つ標準機能19モジュールも使用されているという。今回のシステム構築で、航空機の品質管理、部品在庫管理など約100の業務システムがERPパッケージに統合され、業務プロセスの標準化、情報のリアルタイム化・共有化が図られる。

このため、個別の整備システム・データ管理に起因する業務の煩雑さが軽減され、航空機機材や部品の整備計画管理、品質管理業務等の効率化が期待されている。役務分担は、ERPパッケージに適応した業務プロセスの標準化などのコンサルティングサービスを主にアイ・ビー・エムビジネスコンサルティング サービスが行い、日本航空、日本IBMと協業してシステムを構築した。システム開発はインドと日本の開発拠点で協同して行われた。

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