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農林水産省/今年度の食料品製造業設備投資2052億円

2008年12月10日/未分類

農林水産省は12月8日、農林水産関連企業設備投資動向調査(2008年3月31日現在)をまとめその概要を発表した。それによると、今年度の設備投資計画額動向では食料品製造業が2052億5500万円(2007年度比4.6%減)、その他の製造業が107億3000万円(115.7%増)、外食産業が2190億8000万円(2.4%減)となり、今年度計画額は計2190億8000万円(2.4%減)と景況感を反映した結果となった。

一方、企業ベースでの計画額動向は、食料品製造業が2919億9900万円(11.5%減)、その他の製造業が168億1400万円(34.6%増)、外食産業が32億8300万円(30.0%減)の計3120億9600万円(10.1%減)となり、設備投資を手控える傾向がその他の産業を除き顕著になっている。業種別では、みそ・しょうゆが70.9%減と最も減少幅が大きく、続いてパン・菓子(67.0%減)、調味料(64.1%減)なども大きく減少。増加が見込まれる業種は、野菜・果実加工品(245.8%増)、調理食品(116.9%増)、肉製品(100.8%増)などで大きく増加しており、肉製品、めん類、清涼飲料は2年連続での増加が見込まれている。

1企業当たりの平均設備投資額を企業ベースで見た場合、今年度計画は19億3800万円となっている。2007年度の1企業当たりで平均設備投資額の大きな業種は、清涼飲料(53億8000万円)、パン・菓子(46億円)、水産食料品(31億円)など。2007年度売上高に対する設備投資額の比率は平均で2.7%で、代表的な業種では食料品製造業は2.8%、その他の製造業と外食産業は1.5%となっている。売上高に対する設備投資額比率の高い業種は、乳製品(5.3%)、糖類(4.6%)、パン・菓子(4.5%)の3業種が主なものだった。

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