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P&G/物流効率化を図るグループ横断的なチーム発足

2008年12月29日/SCM・経営

P&Gは、日本における2007年7月~2008年6月までのサステナビリティ活動をまとめた「P&Gサステナビリティ・レポート2008」を発行した。

レポートで、日本のP&Gグループの活動報告として、物流分野のエネルギー使用量(原油換算)10,149kLで、CO2排出量27,023トンだった。

輸送分野の環境への取り組みでは、倉庫間輸送の集約化、取引先との協働による積載効率の向上を中心とした取り組みを継続的に行、改正省エネ法の施行に伴い、2006年より、特定荷主として輸送に関わるエネルギー使用の把握と報告を実施している。

平成19年度(2007年4月~2008年3月)のエネルギー消費量は原油換算10,149kLで、平成18年度(2006年4月~2007年3月)比100.36%と微増したが、エネルギー使用原単位(輸送量あたりのエネルギー使用量)は、平成18年度比99.8%と微減した。なお、エネルギーの使用に伴うCO2排出は、平成18年度26,922トン、平成19年度27,023トン。

より輸送効率の高い物流体系への移行が進んだ結果、平成19年度においては、企業統合に伴い、輸送物の絶対量が増加したにもかかわらず、エネルギー使用量、CO2排出量共に前年度並みに抑えることができた。

今後も環境に配慮した物流を推進するため、2008/09事業年度は物流効率化を図るグループ横断的なチームを発足させ、さらなるエネルギー合理化を目指すととともに、サプライヤーと協力し、積載効率・車両回転率の向上、無駄な輸送の排除など環境に配慮した物流のさらなる推進と徹底をはかるとしている。

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