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パナソニック/工場見える化システム「動線描画ソフト」新発売

2009年01月20日/IT・機器

パナソニックのシステムソリュ-ションズ社は1月20日、工場見える化システムに新たな機能として、ディスクレコーダによる録画映像を用いて解析をおこなう動線描画ソフト「Z-APTF50」を発売する。

動線描画ソフト「Z-APTF50」は、人が歩いた経路を視覚的に捉えやすくするだけでなく、任意のエリアを通過した際のエリア間の移動回数、滞在時間の計測ができるなど数値化が可能なため、効率化のための分析精度を一層高めることができるようになるツール。

<動線描画のイメージ>
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同社では、「工場見える化システム」として工場における作業者の動き、手の動かし方や材料の置き方までをも客観的に撮影し、工程改善に活用するシステムを2007年4月に発売しており、全国の工場、オフィスなどでも幅広く採用が進み、ドラッグストア、スーパーなどの店舗でも、新たなニーズが生まれてきている。

そのシステムの新たな取り組みとして、従来困難をきたしていた「動線の把握」を、1台のネットワークカメラで撮影された人の動きを認識し自動的に動線を描画する動線描画ソフト「Z-APTF50」を発売するもの。

主な特徴では、動線を画面上に実線で表示し、表示された線に対し、実線描画指定や色指定をおこなうこともできまる。再生描画している検出人物の軌跡は、対象を検出している間は連続して動線を描画し続けることができる。

さらに、追尾していた人物が遮蔽物などで一度消失、再度検出をおこなった場合でも、人物追尾補完機能により、再検出した人物IDとそれまで検出していた人物IDの紐付けが行え、同一人物として動線を描画できる。

問合せ
パナソニック
システムソリューションズ社
相談センター
TEL0120-878-410
http://panasonic.biz/solution/factory/

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