山九は、建設中の山九首都圏物流センター(川崎市川崎区東扇島)のホームページを開設した。
首都圏物流センターは昨年8月に着工し、同社最大規模のマルチテナント型大型物流センターとして、ことし12月に竣工を予定しているもので、ホームページでは、施設の概要、各フロアのレイアウト図などを掲載し、利用者の拡大を図る考え。
東京港・横浜港・羽田空港に近接する川崎港の港頭地区に位置し、国内・外貨物の集配送に最適な立地で、首都圏地区に保有する物流拠点を物流センターを中心に再構築することでより効率的な運営体制を実現し、物流サービスレベル向上を図り、3PLなどに対応し、高品質のサービスを提供する。
ホームページは下記URLを参照。
http://www.sankyu.co.jp/sfdc/
施設は、敷地面積4ヘクタールに各フローアの床面積6,500坪、ランプウエイ構造の4階建で、総営業面積26,000坪という大規模な物流センターで、1階に高床式ドック17台分、2階の北側フロアにベルトコンベア用の開閉口を装備。2-4階の通路は幅14mを確保する。
屋上駐車場はコンテナ46台、10トン車53台、4トン車23台を収用可能にし、マルチテナント型のため必要な面積だけの賃貸借が可能。さらに、カードキーロック機構と感知センサーを組み入れたセキュリティシステムを完備しており、ガードマンが24時間常駐し保管物の監視に当たる。
<首都圏物流センターの完成予想図>
首都圏物流センター概要
所在地:川崎市川崎区東扇島90
敷地面積:4ha(約12,000坪)
総保管面積:26,000坪(6,500坪×4階)
竣工予定:2009年12月
アクセス:東京港大井埠頭約20分、横浜港大黒・本牧埠頭約15分、羽田空港約10分
■問い合わせ
山九
3PL事業統括部
TEL.03-3536-3929