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日本郵船/2航路のサービスを改編

2009年02月19日/3PL・物流企業

日本郵船は2月18日、アジア-中米西岸航路とアジア-南米西岸航路のサービス改編を行うと発表した。

同社の休止も含むサービス改編は今年に入りこれで4回目となる。まず、アジア-ハワイ・中米西岸航路(MAREXサービス) とアジア-メキシコ・南米西岸航路(ALEXサービス)を1航路に統合。2500TEU船11隻を投入し「ALEX-NEOサービス」として仕切り直す。

南米西岸向けは3月11日に釜山に寄港するNYK Espirito号から、アジア向けは3月12日にブエナベントゥーラに寄港するNYK Joanna号からそれぞれ新サービスを開始する。統合後のサービスでは、寄港地に含まれていなかった寧波への寄港を追加し、16か所に寄港する。

北米西岸-メキシコ-中米西岸を結ぶサービスは、MAREX-NEO(WCCA Express)サービスとして、1700TEU船3隻体制で、北米西岸向けは3月21日にアカフトラに寄港するIkoma号、中米西岸向けは4月2日ロサンゼルスに寄港するIkoma号からサービスを開始する。

同社は、MAREXサービスでホノルル向け/出しのサービスを利用していた顧客は、改編後はALEX-NEOサービスを、中米向け/出しの貨物を輸送する場合はアジアからはメキシコのマンザニーロまでALEX-NEOサービスを、マンザニーロから先はMAREX-NEOサービスをそれぞれ利用できるとしている。

さらに、所属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」は、アジア-北米西岸を結ぶNWXサービスとPNX サービスでZIM社との協調を開始。6月まではグランドアライアンスが両サービスの全船舶を運航するが、7月からはグランドアライアンスが8隻、ZIM社が3隻を投入する。投入船舶も8000TEU型船に大型化される予定。

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