全日本空輸は2月20日、ANAグループの国際線貨物燃油サーチャージについて改定基準を変更すると発表した。
対象となるのは、4月1日発券以降で、燃油市況への連動性を高めるのが狙い。新改訂基準では、従来適用開始月の5か月前から3か月前の3か月だった改定指標の期間が短縮され、適用開始月2か月前の1か月間に変更。シンガポールケロシン(航空燃油市場価格の平均価格)の平均価格を指標とする。
改定期間についても、3か月間固定だったのが、毎月改定に変更される。4月の燃油サーチャージ額については、2月のシンガポールケロシンの平均価格を確認後、3月上旬に国土交通省に申請する予定だ。