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住金、新日鐵/電弧溶接ステンレス鋼管事業を統合

2009年03月03日/SCM・経営

住友金属工業と新日本製鐵は3月2日、両社グループにおける電弧溶接ステンレス鋼管事業の統合を決定し、基本契約書を締結した。

高い技術力と販売力を持つ両社グループの事業統合で、業界トップクラスの企業が誕生し、効率的な生産・販売体制を構築することで、高い競争力を実現する。

事業統合は、新日鉄が100%子会社の受皿会社を新設し、新日鉄と新日鉄の子会社であるニッタイと、ニッタイの100%子会社であるコーナンの電弧溶接ステンレス鋼管事業を受皿会社に事業譲渡する。

その上で、住金100%子会社である住金ステンレス鋼管を存続会社として、受皿会社を吸収合併させることにより、事業統合を実施する。統合時期は7月1日(。

現在3拠点ある製造所(茨城県古河市、千葉県野田市、山口県光市)を将来的に茨城県古河市と千葉県野田市の2拠点に集約することで、効率的な生産体制を構築し、コスト競争力を強化する。

なお、住金ステンレス鋼管の継目無ステンレス鋼管については、新会社の湘南工場(神奈川県藤沢市)で、現状通り事業を継続する。

統合会社の概要
商号:住金日鉄ステンレス鋼管(株)
本店所在地:茨城県古河市丘里3-2
資本金9億1600万円
出資比率:住金60%、新日鉄40%
代表者:土井芳夫(現:住金ステンレス鋼管代表取締役社長)
売上高:約280億円/年
統合方法:事業譲渡・吸収合併
統合期日:2009年7月1日

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