カット野菜の製造販売を行うサラダクラブ（東京都府中市）とキユーピーの完全子会社ケイパック（茨城県猿島郡）は3月3日、茨城県猿島郡五霞町で建設していた新工場が完成したと発表した。
同一建屋内にサラダクラブ五霞工場、ケイパック工場の増設部分があり、現在のケイパック工場と通路で連結した構造となっている。今月から稼動する予定。
新工場は総敷地面積約2万7349㎡で、総床面積は約7622㎡。占有面積の内訳はサラダクラブが約3800㎡、ケイパックが約2500㎡。総事業費は約17億円。今回の新工場建設はサラダクラブの需要増対応のためで、既存の五霞工場に替わる新工場を設立したもの。
新工場には順次生産設備を導入し、従来の五霞工場の生産能力7-8万パック／日を、将来的に約13万パック／日に引き上げる。生産品目は、サラダクラブがカット野菜、ケイパックが調味料小袋製品。
ケイパックも今回の施設増強で、従来の生産能力約8000トン／年を約9200トン／年に引き上げる計画。
