日本軽金属は3月13日、子会社である新日軽の建材事業の生産拠点を再編・集約を行うと発表した。
船橋製造所（千葉県船橋市）の鋳造・押出・皮膜部門（素材部門）を休止し、素材生産を北陸製造所（富山県高岡市、小矢部市）へ移管する。同製造所の加工部門サッシ・エクステリア製品加工組立部門の生産品目を北陸製造所と藤岡工場（栃木県下都賀郡）へ移管する。移管対象外の生産品目については、同製造所内において設備の移設を実施。敷地面積の規模を現在の2割程度にまで縮小する。実施期間は、3月から8月まで。
船橋製造所素材部門の生産移管に伴う移管対象部門の社員は、原則として全員移管先への異動の措置を図る。ただし、異動が困難な場合には、早期退職特別措置（割増退職金支給、再就職支援）を設定・適用する。同日、労働組合に提案を行った。
休止設備や遊休土地については、原則としてグループによる活用を検討する。
