サトーは3月25日、家電･精密機械の製造現場で使用される銘板ラベルや、基板や部品などに貼るトレーサビリティ用の極小ラベル用のラベルプリンタ「スキャントロニクスHA200Rシリーズ」を発売したと発表した。メーカー希望小売価格は54万円から、初年度1200台の販売を目指す。
HA200RシリーズはHA212R、HA224Rの2機種で構成。±0.3mmの印字位置精度と解像度609dpiの高密度ヘッドで、最小縦3mm×横7mmの極小サイズのラベルを印字可能。印字は熱転写方式で、耐摩擦・耐溶剤など耐久性が求められるトレースラベル・銘板ラベル用のフィルム系基材が使用できる。
また、一般的なラベルプリンタよりもサイズを小さくし、省スペース化を実現。ラベルを自動で台紙から半分剥離して取りやすくする剥離仕様を標準搭載したほか、ワンタッチでプリンタフロント部が開くため、ラベルやリボンの交換がしやすくなっている。
