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ワークスアプリケーションズ/ERPにSCMを追加発売

2009年04月15日/IT・機器

ワークスアプリケーションズは4月15日、「COMPANY」シリーズで初となるSCM分野の製品として、「COMPANY サプライチェーン・マネジメント販売」と「COMPANY サプライチェーン・マネジメント調達・仕入」を本格的に販売開始すると発表した。

同社は2005年以降、企業活動における「販売」、「製造」、「調達・仕入」の一連の過程を管理するSCMシステムの開発を進めてきた。経済状況の悪化とともに、業務の効率化・生産性向上のニーズが増大し、多くの引き合いがあったという。同製品はマーケティング活動時より高い評価を受けており、すでに2社での先行採用が決定している。

現在、SCMシステムは、企業の業種や扱う製品の種類によって必要となる機能が細かく分かれるため、ほとんどの企業は手作りでシステム構築を行うか、既存のパッケージをカスタマイズして利用してきた。「COMPANY」サプライチェーン・マネジメントシリーズは、完全ノーカスタマイズ型のパッケージシステム。既存パッケージについては、業種・業態を問わず、日本独自の商習慣を含めたあらゆる機能を標準機能として搭載しているほか、無償バージョンアップにより順次新たな機能を追加する。自社用にゼロからシステム開発や既存パッケージをカスタマイズする必要がなく、「COMPANY」を導入するだけで利用が可能。大幅なコスト削減が見込める。

「COMPANYサプライチェーン・マネジメント販売」は、販売部門での得意先からの受注や出荷、売上業務などの支援システム。通常販売の製品だけでなく、セット品やサービスなどの無形品についても対応可能。預り品や、貸出品、得意先ごとの請求締めなど日本独自の商習慣を含めた特殊な販売形態にも対応する。価格管理については、取引先別の価格、仕切り設定だけでなく、販売ロット別の価格設定など、複雑な価格管理に対応。情報の収集・分析機能も搭載しており、得意先・倉庫・部署など、さまざまな切り口で受注や出荷にかかわる情報をリアルタイムに管理することができる。

「COMPANYサプライチェーン・マネジメント調達・仕入」は、資材調達部門での製品・資材の調達(仕入)、外注への支給業務などの支援システム。発注点管理方式による自動発注や複数の仕入先への分割発注など、さまざまな発注形態への対応が可能。仕入先ごとの支払い締めなど日本独自の商習慣にも対応。調達の形式についても、複数拠点での調達から集中購買まで、さまざまな調達方式に対応する。同製品も、「COMPANYサプライチェーン・マネジメント販売」同様の情報収集・分析機能を搭載している。

問い合せ
ワークスアプリケーションズ
TEL03-6229-1203

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