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DHL/台北ゲートウェイを桃園国際空港に開設

2009年04月28日/国際

DHLは4月24日、「DHL 台北ゲートウェイ」を桃園国際空港の遠雄自由貿易地域に開設したと発表した。投資額は2億1000万台湾ドル(約6億円)。

最先端の機能を備えた台北ゲートウェイの完成により業務効率を向上し、柔軟で最適なエクスプレスサービスの提供が可能になったことで、DHLは台湾でのマーケットリーダーとしての地位を強化する。

<完成したDHL台北ゲートウェイ>
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新ゲートウェイでの1時間あたりの貨物処理能力は従来の3600個から、3倍の1万1000個に増加した。「DHL台北ゲートウェイ」の広さは、以前の施設の3867㎡から、4倍となる1万3515㎡に拡張した。

DHL台北ゲートウェイは、台湾のエクスプレス業界のゲートウェイで唯一の24 時間営業の貨物の持ち込み拠点を備えており、DHLの専門スタッフによるサポートや、DHLのエクスプレスサービスを利用した荷物の発送をいつでも行えるようになる。

また、24 時間営業の貨物持ち込み拠点の設置により、DHL台北ゲートウェイに直接持ち込まれる貨物の集荷締め切り時間が最大で2 時間延長される。あらゆる貨物に対応した13基のX線マシンや、大型貨物用に特別に作った測量器、従来の貨物の積み降ろし回数を倍増する収縮自在のベルトコンベヤ、フライト情報をモニターするLEDパネルなどを備えている。

貨物を積み降ろしするトラックドックは10に増え、貨物を自動的に集配車両に積めるようになる。また、台湾のエクスプレス業界で初めて、DHL専用の通関と航空警察オフィスがゲートウェイ施設内に併設された。貨物の安全強化を目的とした24時間モニタリングサービスのために、100台の閉回路テレビも導入している。

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