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国交省/相次ぐ大型トレーラ横転事故で通達

2009年05月14日/未分類

国土交通省は5月14日、コンテナ輸送を行う大型トレーラが5月12日(大阪市)と13日(名古屋市)、積載していた海上コンテナを落下させ、走行していた乗用車の乗員を死傷させる事故が続けて発生したため、全日本トラック協会に対し、再発防止・注意喚起の通達を行なった。

同種事故の再発防止のため、コンテナ輸送では、トレーラの荷台とコンテナを固定する緊締装置の
ロックを確実に行うことと運転者に対し、最高速度制限及びカーブ、坂道などの道路状況に応じた運転時の基本動作の遵守の徹底、運行時におけるトラクタ・トレーラの構造上の特性について指導を行なうというもの。

なお、事故は5月13日、名古屋市港区の県道において、走行中の大型トレーラが横転し、左側を走行していた乗用車が、落下した海上コンテナの下敷きになり、2名が死亡。事故の原因は、トレーラの荷台とコンテナを固定する緊締装置のロックがなされていなかった。

また、これに5月12日には、大阪市北区の阪神高速道路において、大型トレーラが左カーブを走行中、積載していた海上コンテナが反対車線の上り車線に落下し、走行してきた乗用車4台が、落下した海上コンテナに次々に衝突する事故が発生し、トレーラの荷台とコンテナを固定する緊締装置のロックがされていなかった。

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