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ハマキョウレックス/中期計画で2012年3月期の売上高933億円目指す

2009年05月14日/3PL・物流企業

ハマキョウレックスは5月13日、新3ヵ年計画「ChallengeTomorrowPart5」を策定し、その骨子を発表した。それによると、事業展開方針では、収益の基盤たる3PL事業を中心に現状の不況をチャンスと捉え、積極的な展開を行うとしている。

まず、方針の一つ「3PL事業を軸とする事業展開」では、物を動かす仕事では業種を特定せず何にでも積極的に取組み、外部業者への100%依存ではなく現場に密着した、現場重視の愚直な物流を体現する。またアセットの保有を過度に恐れず、事業採算・リスクを勘案し、設備投資を積極的に行い、見込みの投資は一切せず、センター稼動後即フル稼働を設備投資の基本姿勢とする。

「3PL事業と近物レックスの融合」では、グループ内での情報交換を密にし、路線ターミナルと物流センターとをドッキングし、インフラの有効活用、業務効率化を図るほか、近物レックスとの取引を拡大し、グループ内のシナジー効果を高める。その「近物レックスの経営改善」では、近物レックスの経営改善を継続して行い、安定的な経常利益での黒字化を目指すとしている。

「新規顧客獲得に向けた取組」では各社個別の営業にとらわれず、グループ全体での新規顧客獲得に向けた共同営業を行う。さらに従来の営業方法にとらわれず、新たな外部協力会社を発掘し、新規顧客の獲得を目指す。「海外営業部を基点とする海外戦略への取組」では、国内の顧客満足度向上のめ、海外から国内までの一気通関型の物流を目指す。「内部統制およびコンプライアンスの遵守」では、管理強化による内部統制・コンプライアンスの遵守を徹底し、より健全な企業体質を構築する。

これらの方針で、2010年3月期には売上高810億円、2011年3月期には876億円、2012年3月期には933億円を目指す。

事業別ではセンター事業が2010年3月期に売上高386億円、貨物自動車事業では424億円、2011年3月期にはセンターが418億円、貨物自動車が458億円、2012年3月期にはセンターが457億7000万円、貨物自動車が475億3000万円をそれぞれ確保する。

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