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大建工業/使用後の木質繊維板をリサイクル

2009年06月09日/CSR

大建工業は、産業廃棄物として建築現場から排出される養生ボードなどインシュレーションボード(木質繊維板)を回収し、リサイクル活用するためのシステムを確立し、回収システムの運用を開始した。

木質材料の多段階利用を推進している同社は、養生ボードの回収とその有効活用は社会的責務であるとの認識から、広域認定の取得と、回収システム、リサイクルについて検討し、高萩大建工業、岡山大建工業で広域認定を受け、回収とリサイクルの仕組みが構築できましたので、回収を実施するもの。

回収システムは、回収対象養生ボードなど大建工業が販売した木質繊維板で産業廃棄物となったものを対象に、排出者としての工事業者(ビルダーなど)が各現場から集荷、工事業者が大建工業窓口へ費用見積もり依頼により量や状態、距離などを勘案し処理費用を見積もりする。

処理委託契約したあと、排出者としての工事業者(ビルダーなど)が大建工業に回収を依頼を受けて、大建工業(または高萩大建工業、岡山大建工業)が収集運搬会社を手配し、収集運搬会社がマニュフェストとともに収集し、リサイクル工場(高萩大建工業、岡山大建工業)に運搬する。

最終的にリサイクル工場がインシュレーションボード原料に再利用し、マニュフェストを排出業者へ返却する。

排出者の負担目安運賃、保管、処理などの実費用は、4トン車(約1000枚)、東京近郊からの排出・回収の場合トラック1台当たり8千円。

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