共同印刷は7月1日、ラミネートチューブ製造の強化を目的として、7月15日から和歌山工場(和歌山県有田郡)の新棟建設に着工し、ラミネートチューブ生産ラインを増強すると発表した。
12月に完成の予定。チューブ分野では、1979年に小田原工場(神奈川県小田原市)を、1991年には西の製造拠点として和歌山工場を竣工し、多種のチューブを市場へ供給している。
最近では、化粧品向け容器の新商品として偏光パール原反を加えた「オーバルラミネートチューブ」を5月に発売した。2つの工場は、医薬品や医薬部外品の製造作業環境を備えるなど、ラミネートチューブ関係では業界トップクラスの生産能力を誇る。
今回の和歌山工場新棟建設により、ラミネートチューブの生産体制を強化する考え。化粧品・医薬品分野への市場拡大を図っていく。