テクノア（岐阜県岐阜市）とリコーは7月16日、テクノアの生産管理システム「TECHS-BK2」とリコーの出図管理システム「FACTRIOイージープロット」を連携させ、生産管理システム上の操作だけで関連する作業指示書と図面の同時印刷を可能にするソリューションを同日に発売すると発表した。
このソリューションは、テクノアがリコーの技術協力を得て開発したもので、テクノアが販売するほか関東甲信越、中部、関西地域のリコーグループの販売会社からも販売する。
新ソリューションでは、TECHS-BK2の機能にFACTRIOイージープロットと連携して作業指示書、図面を転送する機能が組み込まれ、利用者はTECHS-BK2上で出図したい部品を選択し印刷ボタンを押すだけで作業指示書と図面が印刷され、出力後の並べ替え作業が不要になる。
さらに、離れた場所にある複数の出力機器に直接出図ができるFACTRIO イージープロットの分散出図機能と組み合わせて使うと図面の配送も不要となり、作業効率が大幅に向上するという。
新ソリューションの導入は、生産計画から製造指示、製造までのワークフローの効率化とリードタイムの短縮に貢献するという。連携プログラム使用の際は、リコーのFACTRIO イージープロット（49万8000円）、テクノアのTECHS-BK2基本システム スタンドアローン版（98万円から）が必要。
