ソマールは8月13日、子会社のソマテックの仙台工場が2010年6月に着工すると発表した。
昨年末に着工時期の延期を表明したが、一部業界において底打ちの兆しが見えつつあることを受け、第一期工事とし2010年6月着工し2011年5月に操業開始する。
投資総額は38億円で、第一期工事では、電気絶縁材料用などの機能性樹脂製品の製造設備を導入する。
第二期、第三期工事は、原材料の合成設備と回路基板や半導体用フィルム製品の製造設備であるコーティング関連の設備の導入を予定しているが、現在進めている新規開発案件の設備導入も併せて検討し、生産量の拡大に応じて順次設備の拡張を図っていく。